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奥の院

タイトルの『奥の院』とか書くと、変な方向に行きそうですが、違います。話はちょっと戻りますが、弘法大師に高野山での真言密教の開祖の地として提供した『丹生都比売神社』を後にして、癖の強いタクシー運転手に連れられて、いよいよ高野山入り!

当たり前の様に最初は金剛峰寺の案内を受けた。寺の歴史とかじゃ無く、寺の屋根に乗ってる2個の桶はなんだ?と・・・いきなりクイズかよって思ってしまったが、そこに焦点を当てる所に、この運転手さん普通じゃないなっと感じてしまう。金剛峰寺だけで30分くらい時間をかけてクイズを楽しんだ!が、何のタメにもならない知識をもらってしまった。

本命の高野山奥の院へ連れててください。とお願いしたら、そうでしたねっ。タクシーで3分くらいでしょうか・・・・タクシーを降りて奥の院の入り口の橋を渡ると、巨大な杉の木の並木が現れ、おびただしいとい数と言っても不思議じゃないくらいの古い苔むした墓が3万基もあると言う事らしいが、何のために?何故ここに?と単純に感じてしまう。知識もなく来てしまった事を反省する。豊臣家・織田信長墓所・上杉家・伊達家・加賀前田家・薩摩島津家・武田家などなどの墓所が存在する。何なんだ?この場所は?1200年前から延々と続くこの場所は、やはり特別な所なんだるなぁ~と思いつつ進んで行くと、いよいよ奥の院手前にきた。御廟橋を渡ると撮影禁止!となってる。そいじゃ橋の前でパシャリ!コレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから先はとても神聖な場所とされてます。確かにその通りだろう。身に感じる雰囲気が劇的に変わる。何か得体のしれないものに包まれているかのような・・そんな感じです。写真の奥に見えるのが奥の院御廟だ。奥の院御廟にお参りする。戦争が起きませんようにと・・・普段思わないことを祈ってしまった。そんな気持ちにさせる力がここには有る。奥の院御廟の地下には、弘法大師の即身仏が有りお参り出来た。小さな仏像がいっぱい有り、お参りする場所は見えるか見えないかと言う微妙なところで、見えない。何となく満足感に満たされた気持ちになる。奥の院に入ってからここまで癖の強いタクシーの運転手さんは、ほとんど説明をしなかったが、帰りに説明を始めた。弘法大師様には1200年前から今日まで、毎日朝昼晩食事を運んでいるのだそうだ。ウソみたいなホントの話にビックリ!どんな食事を運んでるのか聞いたら、朝食にはパンと牛乳とゆで卵とかプリンも出るとか・・・ほんとかよ?暑い日には食欲も無いだろうから、お粥と漬物とか、たまにはヤクルトとかヨーグルトも出るそうだ?夏日には暑いだろうからとコカ・コーラも出るらしい我々凡人と同じじゃないかっーか、1200年も続くと、ご時世で手抜きもあるだろう!人間が宇宙に行く時代だし、まぁ~理解出来る。・・・特別な場所に来て、お参り出来て、よかったなぁ~と興奮してたのに、さっきまでの神聖な気持ちはどこかに行ってしまった。最後の最後にタクシーの運転手さんには悪いが聞かなきゃよかった!

この高野山奥の院で記念撮影をしました。巨大な杉の木の前で・・・・

私の全身が強烈なオーラを放ち光輝いて写ってました。

不思議です。