通潤橋
熊本県上益城郡の旧矢部町の『通潤橋』をご存じだろうか?水路橋としては、日本最大級の規模で国の重要文化財にも指定されてます。水源に乏しい白糸大地に水を送る水路橋です。八代の石工集団が江戸時代の末期、安政元年1854年に完成した橋です。橋の完成により乾ききった白糸大地で水が通り、水田が出来る様になったとの事です。石造りのアーチ橋で橋の上を水が流れるというか、橋の上は筒になっててその筒を水が流れる仕組みです。私は何度も現地に行ってます。もちろん橋も歩いて渡りましたし、通潤橋の放水も見学してます。
2016年4月の熊本地震で、この通潤橋も被害を受け復旧工事が行われてました、。4年の歳月をかけて完成し放水を計画されてました。しかし人吉で大水害が有り死者・行方不明者などが出たため延期されておりましたが、昨日21日に4年ぶりの放水があったようです・・・新聞で知りました。
何ンと私は2月末にこの通潤橋を見るために行ってます。もちろん工事中で放水は期待してなく、復旧工事の進み具合を見学に行ってるんですね。ほぼ完成してました。記念の写真も撮ってますね・・・・コレ
なんだ『くまモン』じゃねーか!と、お思いの方、ズーっと後ろを見て下さい。
完成間際の通潤橋ですよ。もっと近くで撮れば良かったのですが、2月ですよ・・・橋の下まで歩いて行くのは寒すぎるってことで真正面から撮ると、このくまモンが、どーしても入って来んのよね。その様な訳で、くまモンを被写体としてるのでは無いです。そこんとこ誤解の無い様にお願いしたい。
ちなみに、このくまモンは杉の木の枝を利用して出来てました。だから元々は緑色のくまモンでしたが、杉の枝が枯れて茶色になってる!と言うことです。シッカリそこら辺は見てます。