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田中城

田中城は、戦国末期に隆盛を誇った、肥後国衆の一人、和仁氏の居城である。

当初は豊臣秀吉に服属していたが、肥後1国を与えられていた佐々木成政に反発

1587年7月肥後国一揆を起こす。

田中城は一揆の最後の拠点のひとつで、秀吉方1万の大軍に対し、

和仁氏と親族の辺春氏の兵9百人が2か月立てこもり抗戦の末落城したと言われてる。

秀吉方の大名は、小早川秀包(毛利元就の末子)鍋島直茂・立花宗成など

そうそうたるメンバーが1万の兵で田中城を取り囲んだのえある。

秀吉のお家芸である兵糧攻めと直接攻撃の併用作戦で攻め落としたと記されている。

私も数年前に田中城跡に登ったことがる(車でですが)

個人的感想は、こんな小さな城を1万の軍勢で2か月もかかったとは?とても考えられない。

そこには、秀吉の和仁氏に対する特別な思い入れがあったのではないかと思う。

クマソの時代から延々と続く肥後人に対して、落城まで2か月もかかったという伝説作りではなかっただろうか?

今は公園になってて桜の季節は、和水町の人々は桜の香りとお酒に酔いちくれるのだろう。

古の戦国時代に思いを馳せて、おらが大将はあの豊臣秀吉とここで2か月も戦ったとげな。